第9回総会あいさつ
   能祖でございます。総会開催にあたり、一言ごあいさつを申しあげます。
   本日第9回通常総会開催をお知らせしたところ、このように、多数のご出席をいただき、無事開催できます事を、まずもって御礼申し上げます。
   総会では22年度の各種報告ならびに23年度の計画など4つの議案を上程させていただきました。どうか慎重なご審議をよろしくお願い申し上げます。

   平成22年度の日本は、総理大臣の交代、小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還、7月の大雨による災害8月の記録的な猛暑など様々な出来事がありました。しかし、そうしたすべてのものを凌ぐ大災害が起こりました。今年3月11日の東日本大地震であります。2万人を超える方が犠牲になり、2ヶ月以上たった今も、大勢の被災者が避難生活を強いられているのはご承知のとおりであります。改めまして被災地の皆さまにお見舞い申し上げる次第であります。

   また、会員の皆さんにおかれましては3月末に大勢の方から心温まる義援金をお寄せいただきました事、大変ありがとうございました。

   そんな中ではありましたが、我が尾北シニアネットは、計画どおりの活動を粛々と進めてまいりました。
   ただ、これらの事業を進めていく上で、いろいろな問題点もございました。と、申しますのは、すでにオフ会等を通じて会員の皆さんにはお知らせしてありますが、NPO法人としての団体運営が困難になって来たという事です。

   後ほど詳しくお話をさせていただきますが、NPOの法人資格を来年度に返上する予定で準備を進めております。

   以上のように課題も沢山ありますが、たとえ法人資格を返上する事になりましても、会員皆さんが参加される諸活動には何ら支障はございません。むしろ今までよりも自由な活動ができるものと思います。
   “尾北シニアネットの会員で良かった“と言われる会にすべく役員一同本年も努力いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

                                                                         平成23年5月17日
                                                                               理事長 能祖 優