プロフィール
昭和 9年 長崎に生まれる。
昭和20年 長崎で被爆。父と長兄を失う。
昭和34年 長崎大学医学部卒業。
昭和39年 長崎大学医学部大学院修了。
医学博士号取得。
昭和40年 崎大学外科学教室、
脳外科グル−プへ
昭和42年 低開発国の医療援助の
ためケニアへ出向。
昭和44年 国、ジョージタウン大学医学部
脳神経外科にレジデントとして勤務。
昭和48年 浜松医療センタ−の開設に参加。
脳外科部長。
57年副院長に。
平成12年 同センター顧問へ。
平成16年 同顧問を辞し、浜松早期認知症
研究所、金子クリニックを開設。
平成17年 日本早期認知症学会理事長に就任。
専門分野
脳血管障害、特に急性期の外科治療。  これまでに脳血管障害5千例の入院治療 を行い、脳出血、脳梗塞、脳動脈瘤関連  の学 会発表370回、論文80篇あり。
老人性認知症の早期診断及び早期治療 脳神経心理機能検査、特に前頭前野能  テスト開発と臨床応用。浜松方式早期診断 用い、現在までに3万人以上の診断と治療を 行う。
資格・免許
脳外科専門医(昭和47年取得)
日本脳卒中の外科学会名誉会員
日本脳外科学会、日本脳卒中学会
日本高次脳機能障害学会、日本神経心理学会、各評議員
活動内容
浜松医療センターで過去20年間続けてきました早期痴呆外来は平成16年3月末を期して辞し、着々と準備してきまし.

念願の「浜松早期認知症対策ネットワーク」を平成16年4月から始めました。

認知症はすべからく早期診断と早期治療をしなければなりません。このことは、私たちの30,000例の実績が証明しています。

全国の模範となるような早期認知症外来(金子クリニック)、市内の方々を中心に通所で訓練を受けられる脳リハビリ教室(デイサービスセンター)、市外・県外の方でも訓練を受けられる合宿型リハビリ教室(全国で初めての脳リハビリセンター)、脳機能を改善して自立できるようにして在宅に帰すグループホーム(認知症高齢者グループホーム)、また、入居してもボケを起こさせない老人ホーム(有料老人ホーム)などをそれぞれ作り、全国の担当職員に研修にきてもらうことを念頭に考えています。

ネットワークの核となる金子クリニックは、県内外から来られる方々とお会いし、診療日を増やし、これまで以上に経過を観察し、丁寧に生活指導していきたいと念じています。

「もしかして?」と疑ったときがチャンスです。早めに気軽に診断を受けてみて下さい。